株式会社仙醸
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これは真似できない。
こだわりを極めた酒蔵の甘酒を試してみたい!

生甘酒の写真イメージ

日本の麹文化が誇る健康飲料「甘酒」。
一時期のブームを超えて、定番となりつつある甘酒ですが、材料がシンプルで家庭でも手軽につくることができると、自家製甘酒に手を出す人も増えているのだとか。

おうちでの甘酒づくりももちろん楽しいものですが、今回は家庭ではちょっと真似できないこだわりを極めた、甘酒をご紹介いたします。
「甘酒はいろいろ試してみたけど、どれも大差ないな」なんて思っている方に試していただきたいワンランク上の甘酒。
シンプルだからこそこだわりが光る奥深い甘酒の世界へようこそ。

知っておきたい甘酒の種類

「甘酒」と一口に言っても、実は種類があるということをご存知でしょうか?甘酒には大きく分けて下記の2種類があります。

①酒粕甘酒

酒粕甘酒の原料は酒粕と砂糖などの調味料。原料の酒粕を水で煮溶かし、砂糖を加えるのが基本的な作り方です。お鍋一つで簡単に作れるため、家庭で作る自家製甘酒としても人気ですが、注意したいのがアルコール分。
お酒をしぼったあとの粕である酒粕を原料とする酒粕甘酒にはアルコールが残っていることが多く、妊娠中や授乳中、お子様やアルコールに弱い方には注意が必要です。

【酒粕甘酒のメリット】

・家庭でも簡単に作ることができる。
・麹甘酒に比べて、価格が控えめ。

【酒粕甘酒のデメリット】

・アルコール分が気になることも。
・砂糖などの甘味料を加えるため、ダイエット中には不向き。

②麹甘酒

麹甘酒の原料は米麹とお米で、お米を米麹で発酵させてつくります。
発酵過程でお米のでんぷんが糖に変わるため、砂糖を一切加えなくても甘い甘酒ができあがります。麹の力を活かした麹甘酒は健康効果もバツグン。健康飲料として注目されているのは主に「麹甘酒」です。
麹甘酒も家庭で作れますが、米麹をうまく糖化させるための温度管理が必要で、手間も時間もかかります。

【麹甘酒のメリット】

・健康効果が高い。
・アルコール分0。お子様も飲める。

【麹甘酒のデメリット】

・家庭で作るには少しハードルが高い。
・酒粕甘酒に比べると価格が高め。

名称は同じ「甘酒」でも、「酒粕甘酒」と「麹甘酒」では原料から全く違う別物なんですね。

美容と健康のために選ぶなら

2種類の異なる甘酒ですが、今回おすすめしたいのは「麹甘酒」。
もちろん酒粕甘酒にも栄養はあり、手軽でお値段も安く魅力的なのですが、美容と健康面、それに加えて、アルコール分を含まないためいつでも飲める、という点でも「麹甘酒」に軍配を上げたいところ。

麹甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養豊富で、甘酒ブームの火付け役となったのも麹甘酒なんです。

麹甘酒に含まれる栄養素をちょっと挙げるだけでも、「アミノ酸」、「コウジ酸」、「食物繊維」、「ビタミンB群」、「オリゴ糖」、「ブドウ糖」と実に豊富。
 体づくりに欠かせない「アミノ酸」に加えて、お通じを整えてくれる「食物繊維」と「オリゴ糖」、疲労回復効果のある「ビタミンB群」脳のエネルギーとなる「ブドウ糖」…と、ブームになったのも納得の魅力的な成分がたっぷりです。医薬部外品の美白成分として認可されている「コウジ酸」が含まれているのも嬉しいですよね。

家庭でも簡単に作れる酒粕甘酒とは違って、家庭でつくるには少しハードルが高い=「わざわざ買って飲む価値がある」のも麹甘酒ではないかということで、今回は「麹甘酒」に絞ってご紹介したいと思います。

おすすめのこだわり甘酒

麹のみ、もしくは米と麹、というシンプルな原料で作られる「麹甘酒」。
麹甘酒のおいしさを決めるのは「米」と「麹」だといっても過言ではありません。

しかし、流通している甘酒によく使われているのはいわゆる「くず米」。精米中に砕けてしまったり、形が小さすぎて食用には向かないお米を甘酒の原材料として利用するのが一般的です。

これが「甘酒ってどこのを飲んでもあまり差がないな。家でも作れそう」となっている一因なのかもしれません。

そんな中で米になみなみならぬこだわりをもって甘酒を作り続けている酒蔵さんがあります。
それが、長野県の老舗酒蔵「仙醸」。
厳しさを感じさせるほどの妥協のなさ、仕上げる日本酒の品質の高さで知られる「仙醸」ですが、ここの甘酒はすごい。
仙醸の甘酒は累計100万本以上も売れているロングセラー甘酒なんです。
昔ながらの伝統にくわえて、工夫を凝らして洗練させていく。
そうやってできあがった甘酒はすっきりと上品な味わいで、これまでの甘酒とは一線を画しています。
米麹は米に比べて原料の価格が高いため、通常は米と米麹を混ぜて甘酒をつくりますが、仙醸の甘酒は基本的には麹のみで作られているのも特徴。
契約栽培で育成し、甘酒用に異物を除去した、良質な麹を使用しています。
現在、3種類の甘酒が販売されているのですべてご紹介いたします。

3種類の甘酒

第三回長野県甘酒鑑評会
「長野県酒造組合 会長賞」受賞

『黒松仙醸 あまざけ』

まずは米麹100%の無添加甘酒。
米に比べて米麹は値段が高く、コストを抑えるためにも通常は米麹と米を混ぜて甘酒をつくるのが一般的なのですが、こちらの甘酒は米麹のみで作られています。しかも、米麹の原料となる米は長野県産米100%。
実は、長野県は一等米比率が全国一位、品質の良いお米が安定してとれる隠れた米どころなんです。
その長野県産の一等米を、日本酒を造るときと同様に30%も削ったというこだわりよう。
「味わいの邪魔になるたんぱく質、脂質を丁寧に削ることですっきりとした味わいを実現しました」
という自信作です。
日本酒造りで鍛え上げた発酵技術、麹への執念のようなこだわりを甘酒にも余すところなく注ぎ込んで生み出した、別格甘酒。
米麹だけでつくられているので、甘さも控えめで雑味がなく、麹の栄養たっぷりなのもおすすめポイントです。
最高の米を老舗酒蔵の技術で仕上げた本格派甘酒。
甘酒の最高峰としておすすめしたい逸品です。

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仙醸あまざけ

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『黒松仙醸 白麹あまざけ』

一口目から味わいの違いに驚く、そんな甘酒がこちら。
この甘酒、すごく爽やかなんです。
甘酒特有のとろりとした優しい飲み口はそのままなのに、味わいは甘酸っぱい。
冷やして夏にも飲みたくなる美味しさです。
秘密は「白麹」。
通常、甘酒を作る際には味噌や日本酒に用いるのと同じ「黄麹」を使いますが、その黄麹にほんの少し白麹を加えて作られたのがこの甘酒。
白麹には黄麹にはない、「クエン酸を生み出す」という特徴があるため、白麹を使うことでただ甘いだけではない爽やかな甘酸っぱさの甘酒ができあがります。
こちらも長野県産の一等米で作った米麹100%。一味違う甘酒のおいしさを楽しみたい方におすすめです。

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白麹あまざけ

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最後にご紹介するのは、なんと「発芽玄米」を使った甘酒。
健康食として注目された「発芽玄米」と甘酒のパワーを併せ持つスーパー甘酒です。

『黒松仙醸 発芽玄米あまざけ』

契約栽培で育てた長野県の一等米を酒蔵自ら自分たちで発芽させて作った発芽玄米を使用した甘酒です。
きれいに洗った玄米を4日ほど、発芽するまで見守ってから最適なタイミングで蒸して甘酒に使います。
原料はこの発芽玄米と麹のみ。
発芽玄米と麹を3:7で仕込み、麹の味わいと発芽玄米のプチプチ食感が楽しめるバランスに仕上げました。
発芽玄米の持つコクが甘酒にプラスされた一層深い味わいです。
健康志向の方には、発芽玄米のもつGABAやミネラルといった栄養が加わるのも嬉しいですね。

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発芽玄米あまざけ

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今回ご紹介した甘酒は全て無添加。麹のみ、もしくは発芽玄米と麹のみが原材料で他には何も加えていません。
伝統的な本来の甘酒でありながら、工夫とこだわりでその味わいを進化させている本気の甘酒。
お取り寄せも可能なので、ぜひ一度試してみてくださいね。

あまざけ 飲み比べ