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神社でどぶろくを仕込みます

信州高遠城の守護神として歴代藩主の信仰も厚かった「鉾持神社」が、2021年に創建1300年を迎えました。毎年恒例の春の例祭「だるま市」は、ここ数年コロナ禍のために中止となっておりましたが、来月11日に3年ぶりに再開する運びとなりました。

 

 

鉾持神社と仙醸の関わりは古く、幕末の創業以来、神社の上流から引いた大宝水道で日本酒を仕込んできました。昨今は地域の過疎・高齢化のため、神社の維持が難しくなっているという現状があり、「神社でどぶろくを仕込み、そして、より多くの方々に神社に足を運んでいただけたら」というアイディアが生まれました。

 

 

どぶろくの歴史は稲作の歴史と同じくらいに古いと言われ、日本では古来より来期の豊作祈願のため、どぶろくを作って神社にお供えする風習がありました。今に至っても、全国で40以上の神社でどぶろく祭が行われています。

 

 

今回の「だるま市」に向けて、神社でどぶろくを仕込むにあたり、昨年より実現に向けて動いてまいりました。昨年の暮れには、鉾持神社社務所として「酒母製造免許」を取得し、2月3日の節分に、神社内で酒母を製造し、その後仙醸の酒蔵にて、その酒母を使い、どぶろくを醸造します。

 

1300年もの長き歴史を持つ「鉾持神社」。次世代に日本ならではの文化を継承すべく、担い手づくりに貢献できればと仙醸では考えております。

 

 

多くの皆様、ご家族の方々などお誘いの上ご参加お願い申し上げます。

 

鉾持神社 所在地

〒396-0211 長野県伊那市高遠町西高遠鉾持1600

「だるま市」についての情報は、こちら(伊那市観光協会公式サイト)をクリックしてください

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